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多汗症治療(手術)ボトックス注入(注射)
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多汗症の治療法として、ボトックス注入(注射)が有効です。
ボトックス注入(注射)とは、ボツリヌス菌(医薬品)という薬を使用し、
筋肉や神経の伝達をブロックするボツリヌス菌の性質を利用して、交感神経をブロックする方法です。
汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)の働きは、交感神経に支配されていますので、
交感神経の働きを抑えることで、汗腺の働きを抑えることができるのです。
このことから、特に、精神性発汗に有効とされています。
また、ボトックス注入(注射)法は、多汗症だけではなく、わきが治療にも用いられています。
ボトックス注入(注射)法の利点は、「手軽さ」という点です。
注射にかかる時間は、10分から20分ほどで、治療痕もほとんど残りません。
一方で、ボトックス注入(注射)の効果は、持続期間が数ヶ月、長くても一年程度しかなく、
多汗症が完治するわけではない、というデメリットもあります。
汗腺そのものを取り除いているわけではなく、汗を抑えるという対症療法なので、
完治する、とはいえないのです。
でも、冠婚葬祭などの、何かの重大なイベントを控えていて、
一時的に汗を抑えたい、という方にはとても有効ですし、
汗腺を取り除くほどの手術はしたくない、という方にも、ボトックス注入(注射)法は有効です。
ボトックス注入(注射)は、筋緊張生萎縮や顔面痙攣などの治療にも用いられていますし、
美容整形の分野では「シワとり」にも用いられるもので、安全性は高いといえます。